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- 年金改革ウォッチ 2020年10月号~ポイント解説:公的年金財政と積立金運用
2020年10月06日
■要旨
1 ―― 先月までの動き
年金数理部会は、財政検証の推計方法について厚生労働省、財務省、総務省、文部省にヒアリングを実施し、前回(5年前)に同部会が指摘した事項への対応状況、年金数理担当者の所見などの報告を受けた。年金事業管理部会は、日本年金機構の令和元年度業務実績について、概ね年度計画を達成と評価した。また、急務と位置付けられた業務のオンライン・ビジネスモデルへの転換について、説明を受けた。企業年金・個人年金部会は、8月に実施したヒアリングの結果を受けて検討を深めた。
2 ―― ポイント解説:公的年金財政と積立金運用
8月5日の資金運用部会では、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の令和元年度業務実績評価や第3期中期目標期間実績評価が議論された。本稿では、積立金運用の基本的な見方を踏まえた上で、積立金運用の状況を確認する。
1|基本的な見方:運用収益は収入源の一部
2|将来見通しとの比較:足下の前提を上回る
3|運用目標との比較:長期的には目標を上回る
1 ―― 先月までの動き
年金数理部会は、財政検証の推計方法について厚生労働省、財務省、総務省、文部省にヒアリングを実施し、前回(5年前)に同部会が指摘した事項への対応状況、年金数理担当者の所見などの報告を受けた。年金事業管理部会は、日本年金機構の令和元年度業務実績について、概ね年度計画を達成と評価した。また、急務と位置付けられた業務のオンライン・ビジネスモデルへの転換について、説明を受けた。企業年金・個人年金部会は、8月に実施したヒアリングの結果を受けて検討を深めた。
2 ―― ポイント解説:公的年金財政と積立金運用
8月5日の資金運用部会では、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の令和元年度業務実績評価や第3期中期目標期間実績評価が議論された。本稿では、積立金運用の基本的な見方を踏まえた上で、積立金運用の状況を確認する。
1|基本的な見方:運用収益は収入源の一部
2|将来見通しとの比較:足下の前提を上回る
3|運用目標との比較:長期的には目標を上回る
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経歴
- 【職歴】
1995年 日本生命保険相互会社入社
2001年 日本経済研究センター(委託研究生)
2002年 ニッセイ基礎研究所(現在に至る)
(2007年 東洋大学大学院経済学研究科博士後期課程修了)
【社外委員等】
・厚生労働省 年金局 年金調査員 (2010~2011年度)
・参議院 厚生労働委員会調査室 客員調査員 (2011~2012年度)
・厚生労働省 ねんきん定期便・ねんきんネット・年金通帳等に関する検討会 委員 (2011年度)
・生命保険経営学会 編集委員 (2014年~)
・国家公務員共済組合連合会 資産運用委員会 委員 (2023年度~)
【加入団体等】
・生活経済学会、日本財政学会、ほか
・博士(経済学)
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