- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 中国経済 >
- 最近の人民元と今後の展開(2017年6月号)~トランプ氏退陣は元安要因、基準値設定方法変更は元高要因
2017年06月02日
最近の人民元と今後の展開(2017年6月号)~トランプ氏退陣は元安要因、基準値設定方法変更は元高要因
このレポートの関連カテゴリ
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
■要旨
■目次
1――5月の人民元の動き
2――今後の展開
- 5月の人民元レート(スポット・オファー、中国外貨取引センター)は米ドルに対して上昇、5月末は前月末比1.0%上昇の1米ドル=6.8261元で取引を終えた。昨年11月の米大統領選でトランプ氏が当選して以降、人民元は16年12月20日に付けた同6.9710元を下限とし、17年1月17日に付けた同6.8498元を上限とするボックス圏で推移していたが、ユーロ高の進展や基準値設定方法変更の報道を受けて、5月31日にはその上限を突破して上昇、同6.8261元で取引を終えた。
- 9月末に向けての人民元レートは米ドルに対しボックス圏内でほぼ横ばいの動きが続くと予想している(想定レンジは1米ドル=6.65~6.95元)。米国でトランプ大統領が退陣することになれば不透明感が払拭されてドル高・元安となる可能性もあるが、米中包括経済対話が予定されているため、大幅なドル高・元安になる可能性は低いと見ている。
- なお、今回の予測対象期間中には、中国人民銀行が検討中の基準値設定方法の変更が実施される可能性もある。具体的にどんな変更になるかは定かではないが、人民元ショック以前の設定方法に近い形になるのではないかと見ている。中国人民銀行の詳細発表に注目したい。
■目次
1――5月の人民元の動き
2――今後の展開
(2017年06月02日「基礎研レター」)
このレポートの関連カテゴリ
三尾 幸吉郎
三尾 幸吉郎のレポート
| 日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
|---|---|---|---|
| 2025/12/19 | 図表でみる世界のGDP(2025年更新版)-日本が置かれている現状と世界のトレンド | 三尾 幸吉郎 | 基礎研レター |
| 2025/10/01 | 図表でみる世界の出生率-出生率が高い国・地域と低い国・地域、それぞれにどんな特徴があるのか? | 三尾 幸吉郎 | 基礎研レター |
| 2025/05/23 | 図表でみる世界の外為レート-世界各地の通貨をランキングすると、日本円はプラザ合意を上回るほどの割安で、人民元はさらに安い | 三尾 幸吉郎 | 基礎研レター |
| 2025/04/15 | 図表でみる世界の民主主義-日本の民主主義指数は上昇も、世界平均は低下。世界ではいったい何が起きているのか? | 三尾 幸吉郎 | 基礎研レター |
新着記事
-
2026年01月23日
2026年の消費~緩やかな改善傾向のもとで進む「使い方」と「選び方」の変化 -
2026年01月23日
米個人所得・消費支出(25年10、11月)-10月以降も堅調な個人消費を確認 -
2026年01月23日
消費者物価(全国25年12月)-コアCPI上昇率は26年2月に2%割れの公算 -
2026年01月22日
省庁再編から25年など節目の年に考える社会保障改革論議-スピーディーな意思決定や縦割り打破に成果、政策形成に歪みも -
2026年01月22日
米国における日系企業の団体医療保険活用状況調査結果
お知らせ
-
2025年12月16日
News Release
令和7年度 住宅ストック維持・向上促進事業「良質住宅ストック形成のための市場環境整備促進事業」に関するシンポジウムの開催
-
2025年12月01日
News Release
-
2025年12月01日
News Release
【最近の人民元と今後の展開(2017年6月号)~トランプ氏退陣は元安要因、基準値設定方法変更は元高要因】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
最近の人民元と今後の展開(2017年6月号)~トランプ氏退陣は元安要因、基準値設定方法変更は元高要因のレポート Topへ









