- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 日本経済 >
- QE速報:1-3月期の実質GDPは前期比0.9%(年率3.5%)~内外需揃った高成長、景気は明確な回復軌道へ
QE速報:1-3月期の実質GDPは前期比0.9%(年率3.5%)~内外需揃った高成長、景気は明確な回復軌道へ
経済研究部 経済調査部長 斎藤 太郎
このレポートの関連カテゴリ
- 2013年1-3月期の実質GDP成長率は、前期比0.9%(前期比年率3.5%)と2四半期連続のプラス成長となった(当研究所予測4月30日:前期比0.8%、年率3.1%)。
- 国内需要が民間消費を中心に伸びを高めたことに加え、外需が4四半期ぶりに成長率を押し上げたことから、実質GDPは2012年10-12月期の前期比年率1.0%から大きく加速した。1-3月期のGDP統計は2012年末にかけて下げ止まった景気が明確な回復軌道に乗り始めたことを示すものとなった。
- 先行きについては、株高による消費者マインドの改善が引き続き個人消費を下支えする中、大幅な円安を背景に輸出の好調、設備投資の持ち直しが見込まれること、2012年度の大型補正予算の執行に伴い公的固定資本形成の伸びが高まること、2013年度前半は住宅投資、2013年度後半は個人消費を中心に消費税率引き上げ前の駆け込み需要が見込まれること、など成長率の押し上げ要因が多い。
- 依然として不安要因が多い海外経済の大崩れがなければ、日本経済は2013年度を通じて高めの成長を続ける可能性が高い。現時点では2013年4-6月期は前期比年率3%台の成長を予想している。
このレポートの関連カテゴリ

03-3512-1836
ソーシャルメディア
新着記事
-
2022年05月27日
2022年4~5月の自社株買い動向~発行済株式総数に対する割合と株価の関係~ -
2022年05月27日
2022年度診療報酬改定を読み解く(下)-医療機能分化、急性期の重点化など提供体制改革を中心に -
2022年05月27日
中国経済の見通し-岐路に立つコロナ政策、22年は4.2%と予想も、下方リスクが燻ぶり、ポジティブ・サプライズもあり得て、目が離せない -
2022年05月26日
欧州大手保険Gの2021年の生命保険新契約業績-商品タイプ別・地域別の販売動向・収益性の状況- -
2022年05月26日
Japan’s Economic Outlook for Fiscal 2022 and 2023 (May 2022)
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2022年05月17日
News Release
-
2022年04月21日
News Release
-
2022年04月04日
News Release
【QE速報:1-3月期の実質GDPは前期比0.9%(年率3.5%)~内外需揃った高成長、景気は明確な回復軌道へ】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
QE速報:1-3月期の実質GDPは前期比0.9%(年率3.5%)~内外需揃った高成長、景気は明確な回復軌道へのレポート Topへ