- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 社会保障制度 >
- 医療保険制度 >
- 在院日数は引き続き短期化~2011年患者調査より
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
■見出し
1――在院日数は引き続き短期化。特に高年齢層で顕著
2――疾病ごとに在院日数や患者数の推移状況は異なる
3――今後の推移にも注目
■introduction
2011年「患者調査」の結果が厚生労働省から公表された。患者調査とは、医療機関を受診する患者の人数や入院患者の在院期間など、主として医療施設の利用実態を患者の属性別と疾病別に調査したものである。前身となる「施設面からみた医療調査」を含めると1948年に始まり、1984年以降は3年ごとに継続的に実施されており、国全体の疾病状況や受療状況の推移を確認する上で重要な統計となっている1。
現在、高齢化にともなう医療費の問題や健康増進への関心から、受療動向についてはいくつかの視点があると思われるが、本稿では、在院日数の推移に着目して、全体、および年齢階層別と疾病別の推移を3年前の調査と15年前の調査との比較をしながら紹介する。
(2012年12月17日「保険・年金フォーカス」)
このレポートの関連カテゴリ
03-3512-1783
- 【職歴】
2003年 ニッセイ基礎研究所入社
村松 容子のレポート
| 日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
|---|---|---|---|
| 2025/10/29 | 生活習慣病リスクを高める飲酒の現状と改善に向けた対策~男女の飲酒習慣の違いに着目して | 村松 容子 | 基礎研レター |
| 2025/10/17 | 日本における「老衰死」増加の背景 | 村松 容子 | 研究員の眼 |
| 2025/09/18 | 保険適用後の不妊治療をめぐる動向~ARTデータとNDBデータの比較 | 村松 容子 | 基礎研レポート |
| 2025/07/22 | 保険ショップの利用実態とその変化~利用目的とチャネル選択にみる役割の変化 | 村松 容子 | 保険・年金フォーカス |
新着記事
-
2025年11月04日
今週のレポート・コラムまとめ【10/28-10/31発行分】 -
2025年10月31日
交流を広げるだけでは届かない-関係人口・二地域居住に求められる「心の安全・安心」と今後の道筋 -
2025年10月31日
ECB政策理事会-3会合連続となる全会一致の据え置き決定 -
2025年10月31日
2025年7-9月期の実質GDP~前期比▲0.7%(年率▲2.7%)を予測~ -
2025年10月31日
保険型投資商品の特徴を理解すること(欧州)-欧州保険協会の解説文書
お知らせ
-
2025年07月01日
News Release
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
【在院日数は引き続き短期化~2011年患者調査より】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
在院日数は引き続き短期化~2011年患者調査よりのレポート Topへ










