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12月ECB政策理事会: 追加利下げ、銀行の資金繰り支援拡大も、国債無制限購入は否定
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■見出し
・政策金利は2カ月連続の引下げで1%へ
・銀行支援のため3年物の資金供給を実施、適格担保要件も緩和
・国債買い入れの大幅拡大も、IMFへの融資案も否定
・ドラギ発言に市場は失望。だが、ECBは現時点での役割は果たし、国債買い入れも継続の見通し
・成長率見通しは中央値で0.3%
■introduction
欧州中央銀行(ECB)は8日に開催した12月の政策理事会で25bpの追加利下げと銀行の資金繰り支援策を決めた。その一方、EU首脳会議で協議されている新たな「財政協定」を受けて国債買い入れを大幅に拡大するとの観測は否定、欧州金融安定ファシリティー(EFSF)の支援能力不足を補うためにECB、あるいは各国中央銀行が国際通貨基金(IMF)に融資を行う案も条約に抵触するとの立場から否定した。
ECBの大胆な政策を期待していた市場の失望を呼んだものの、ECBがEUの基本条約に違反する政策に踏み出すことが却ってユーロの価値と信認を揺さ振るおそれもある。財政問題の解決は政府間の協議事項であり、ECBは追加利下げと銀行の資金繰り支援強化という形で現時点での役割を果たしたと考えることができよう。
(2011年12月09日「経済・金融フラッシュ」)
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