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亀崎審議委員講演(5/29)~景気下振れリスクは従来よりも高まっている
総合政策研究部 常務理事 チーフエコノミスト・経済研究部 兼任 矢嶋 康次
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■見出し
・講演:景気下振れリスクは従来よりも高まっている
・会見:商品価格の上昇は日本経済にとってプラスとマイナス面の両方がある
■introduction
亀崎審議委員が昨年12月26日以来の公演・会見を5月29日に行った(山形県金融経済懇談会)。
国際金融市場について「今回の金融市場の混乱の根は深く、米欧金融機関に不良債権問題をもたらすとともに、実体経済にも影響を及ぼしつつあるだけに、その収束には、なお時間を要する」、米国経済について「当面は停滞ないし緩やかな後退局面を続ける蓋然性が高くなっている」との見方を示した。
日本経済については、「減速している」とし、「減速感には、地域的な拡がりが伴ってきており注意が必要」と景気下振れリスクを指摘した。さらに物価について「静かな、しかし容易には下落しがたい商品群の物価上昇の根強さが窺える」として、物価上昇に対しても警戒感を示した。
金融政策運営については「不確実性が極めて高い状況のもとでは、先行きの金融政策運営について予め特定の方向性を持つことは適当ではない」と展望レポートと同様の見解を述べた。
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