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- デフレ色増す世界経済:二次QE後経済見通し
2002年12月12日
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<2002年度0.9%、2003年度は0.1%成長:縮小均衡の兆しも>
- 7-9月期の法人企業統計季報では、売上の減少が続く中でコストの削減により利益が増加するという形で企業収益の改善が見られた。人件費などのコスト削減による企業収益の回復の動きは、家計所得を減少させて経済を縮小均衡に向かわせる恐れもある。
- 12月9日発表のGDP第二次速報(二次QE)をもとに、11月に発表した2003年度経済見通しを微修正した。2002年度の経済成長率は実質0.9%、名目▲0.6%となるものの、2003年度には実質0.1%、名目▲1.3%に減速すると予想される。
- 世界経済はデフレ色が強まっており、これまでのインフレを警戒した経済政策からデフレを防止するための経済政策へと考え方の転換が求められている。
(2002年12月12日「Weekly エコノミスト・レター」)
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