- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 米国経済 >
- 米利上げ終息は時期尚早
■intrduction
利上げ終息を織り込む米金融市場
米国経済は、連邦準備理事会(FRB)による昨年6月以降の6回にわたる金融引締めの効果から、景気が減速傾向に向かい、インフレ懸念が後退したとの見方が広がっている。
金融政策を決定する連邦公開市場委員会(FOMC)は、6月、8月と連続して利上げを見送った。大統領選を控えた10月も追加利上げの見送りが予想されることから、株式市場では買い安心感が広がり、ダウ工業株30 種平均は4ヵ月ぶりに11,000ドル台を回復した。また米国債市場も、景気減速や政府による国債買い戻し(buybacks)を反映して上昇、10年債利回りは一時5.6%台をつけ、1年ぶりの低水準で推移している。
米金融市場では、FRB による年内の利上げ見送りでなく、利上げ自体が終了局面にあるとの判断もあり、今後の金融相場入りを見越した資金流入の動きが見られる。
山田 剛史
研究・専門分野
ソーシャルメディア
新着記事
-
2022年08月08日
景気ウォッチャー調査(22年7月)~新規感染者数急増で景況感は悪化。落ち込み幅は第6波よりも小さい -
2022年08月08日
ECBの新枠組みだけではユーロ圏の分断化は防げない -
2022年08月08日
三親等内の親族とは-(1)配偶者の兄弟姉妹の配偶者、(2)配偶者のおじ・おばの配偶者、(3)子の配偶者の父母、等は民法上の親族ではない- -
2022年08月08日
海外投資家が先物を中心に買い越し~2022年7月投資部門別売買動向~ -
2022年08月08日
米雇用統計(22年7月)-雇用者数および賃金上昇率は市場予想を上回り、労働市場の堅調な回復持続を確認
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2022年08月02日
News Release
-
2022年07月25日
News Release
-
2022年07月20日
News Release
【米利上げ終息は時期尚早】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
米利上げ終息は時期尚早のレポート Topへ