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- 2000年度改訂経済見通し「明暗二極化の解消に向かう日本経済
- 2000年度の日本経済は民需中心の経済成長へと転換が進み、経済成長率は実質1.9%にまで改善しよう。企業部門の改善が消費の拡大へと結びつき、99年度の経済を特徴づけた企業部門の明るさと家計部門の暗さという明暗の二極化は次第に解消されるだろう。
- リスク要因としては、(1)米国経済の急速な減速、)2)公的需要の予想を上回る急速な減少があげられる。
- デフレスパイラルの危機は回避したものの潜在的な成長力と考えられる2%台の成長を実現することはできない。2000年度の日本経済は、持続的成長を妨げている構造的問題の解決に取り組むことが課題である。
(2000年06月20日「Weekly エコノミスト・レター」)
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櫨(はじ) 浩一 (はじ こういち)
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