2013年10月25日

医療保険と消費税~一体改革とは別の“もう一つの”消費税問題

阿部 崇

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■見出し

1―― はじめに
        ・・・医療保険と消費税がクローズアップされる背景は
2―― 医療機関の消費税負担の仕組み
        ・・・医療機関の消費税負担の実態はどうなっているのか
3―― 控除対象外消費税への対応
        ・・・これまでの対応の是非、これからの対応の選択肢とは
4―― まとめにかえて
        ・・・消費税10%超の時代に向けた適所・適切な議論を

■要旨

外来受診の後、患者が窓口で支払う自己負担には消費税はかかっていない。しかし、医療機関が治療のために購入する注射器や薬剤には消費税がかかっている ―――――。
消費増税と社会保障といえば、一体改革や国民会議を背景とした社会保障制度改革が注目されるが、もう一方で、医療機関の消費税負担に関する構造的な問題がある。今後、10%までの引き上げが決定されている状況下で、この問題に関して、現状はどのようになっており、どこに問題点があり、どのように解消すべきなのか、の順に分かりやすく課題提起する。

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阿部 崇

研究・専門分野

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【医療保険と消費税~一体改革とは別の“もう一つの”消費税問題】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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