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2021年01月08日
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3.金融市場(12月)の振り返りと予測表
(ドル円レート)
12月の動き 月初104円台前半でスタートし、月末は103円台半ばに。
月初から、新型コロナワクチンの普及や米追加経済対策への期待を受けて市場がリスク選好に振れる場面と、足元の感染拡大を受けてリスク回避に振れる場面が交錯したが、安全通貨とされる円とドルが他通貨に対して同方向に売買されたことで、ドル円は103円台後半から104円台前半での膠着した推移が継続。その後、FRBが量的緩和の長期化方針を示したことでドル売り圧力がやや強まり、17日には103円台前半に低下した。下旬には、持ち高調整やコロナ拡大を受けた流動性確保のドル買いによってドル円はやや持ち直したものの上値も重く、月末は103円台半ばで終了した。
12月の動き 月初104円台前半でスタートし、月末は103円台半ばに。
月初から、新型コロナワクチンの普及や米追加経済対策への期待を受けて市場がリスク選好に振れる場面と、足元の感染拡大を受けてリスク回避に振れる場面が交錯したが、安全通貨とされる円とドルが他通貨に対して同方向に売買されたことで、ドル円は103円台後半から104円台前半での膠着した推移が継続。その後、FRBが量的緩和の長期化方針を示したことでドル売り圧力がやや強まり、17日には103円台前半に低下した。下旬には、持ち高調整やコロナ拡大を受けた流動性確保のドル買いによってドル円はやや持ち直したものの上値も重く、月末は103円台半ばで終了した。
(お願い)本誌記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と安全性を保証するものではありません。また、本誌は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。
(2021年01月08日「Weekly エコノミスト・レター」)
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03-3512-1870
経歴
- ・ 1998年 日本生命保険相互会社入社
・ 2007年 日本経済研究センター派遣
・ 2008年 米シンクタンクThe Conference Board派遣
・ 2009年 ニッセイ基礎研究所
・ 順天堂大学・国際教養学部非常勤講師を兼務(2015~16年度)
上野 剛志のレポート
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