- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- アジア経済 >
- 【アジア新興経済レビュー】インド・インドネシアで通貨安懸念が強まる
2013年08月01日
- (実体経済)
7月のアジア新興国・経済の各種指標は、自動車販売台数がASEAN主要国を含めて弱い。生産指数では好調な国もあるが、6月に引き続き、内需が停滞しつつあるという懸念は払拭できてはいない。そのため、今後の月次指標や、4-6月期のGDPが注目される。 - (インフレ率)
インフレ率は、インドネシアで目標値の上限を超えて推移しており、インフレ抑制が政府・中銀の大きな課題となっている。その他の国・地域では安定している。 - (金融政策)
インドネシア中銀は6月に続き7月にも利上げを実施した。ルピア安が進行していることもあり、今回は上げ幅を0.50%と拡大させ、インフレ抑制、ルピア安抑制に積極的である姿勢を示した。その他の国・地域では、6月に続き様子見姿勢を続けている。 - (7月の注目ニュース)
インドでルピー安懸念が高まっている。インド中銀は中銀の貸出金利を引き上げ、資金供給量を引き締めるなど、ルピー安抑制策を打ち出している。 - (8月の注目点)
8月はASEANおよびインドで4-6月期のGDPが公表される。月次の指標では、ASEANを含めて弱く、内需の停滞が懸念されるため、経済全体の成長率がどの程度になったか確認するためにも注目される。
このレポートの関連カテゴリ

03-3512-1818
ソーシャルメディア
新着記事
-
2022年08月12日
マレーシア経済:22年4-6月期の成長率は前年同期比+8.9%~感染改善とコロナ対策の緩和により高成長、年後半は景気減速へ -
2022年08月12日
ロシアの物価状況(22年7月)-コア指数も前月比マイナスに転じる -
2022年08月12日
世界の時差に関する話題 -
2022年08月10日
日韓が最低賃金を引き上げ-引き上げ率は日本が3.3%、韓国が5%- -
2022年08月10日
オフィス市場は調整継続。ホテルは国内観光需要が回復に向かう-不動産クォータリー・レビュー2022年第2四半期
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2022年08月02日
News Release
-
2022年07月25日
News Release
-
2022年07月20日
News Release
【【アジア新興経済レビュー】インド・インドネシアで通貨安懸念が強まる】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
【アジア新興経済レビュー】インド・インドネシアで通貨安懸念が強まるのレポート Topへ