- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 米国経済 >
- 冷え込み続く米住宅市場~9月住宅価格は前年比▲17.4%と過去最大の下落率を更新
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
■見出し
・9月ケース・シラー20都市住宅価格指数は、前年比▲17.4%の下落
・10月中古住宅販売戸数は前月比3.1%減~西部地域では顕著な販売増も
・10月新築住宅販売は、年率43.3万戸 と続落、前年比▲40.1%の大幅減少
■introduction
米国では、先週発表の10月住宅着工件数が年率79.1万戸と過去最低値に落ち込む中、今週は住宅価格を含む一連の住宅指標が発表された。月例のケース・シラー住宅価格指数は、依然、前年比での過去最大の落ち込みを更新し続けており、販売面でも、販売在庫が重たく、10月の中古・新築販売がともに前月比でマイナスとなるなど、底打ちの気配が見られない。大手金融機関の破綻・救済が続いた9月金融危機後、株価急落や景気の冷え込み、雇用減の加速等の事情から、住宅の買い手が様子見を強めたと見られる。信用不安の高まりで住宅ローンの貸付基準も厳しく、調整はさらに長引くものと予想される。
(2008年11月27日「経済・金融フラッシュ」)
このレポートの関連カテゴリ
土肥原 晋
土肥原 晋のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2014/04/07 | 金融危機5周年、米経済に変革の兆し-シェールガス革命が復興の鍵に | 土肥原 晋 | 基礎研マンスリー |
2014/03/05 | 徐々に高まる成長ステージ、2015年本格回復を視野に | 土肥原 晋 | ニッセイ年金ストラテジー |
2014/02/25 | 金融危機5周年、米経済に変革の兆し-シェールガス革命が復興の鍵に | 土肥原 晋 | ニッセイ景況アンケート |
2014/02/21 | 寒波の影響色濃い米経済~金融政策はガイダンス変更に注目 | 土肥原 晋 | Weekly エコノミスト・レター |
新着記事
-
2025年07月11日
トランプ関税の日本経済への波及経路-実質GDPよりも実質GDIの悪化に注意 -
2025年07月10日
企業物価指数2025年6月~ガソリン補助金の影響などで、国内企業物価は前年比3%を割り込む~ -
2025年07月10日
ドイツの生命保険監督を巡る動向(2)-BaFinの2024年Annual ReportやGDVの公表資料からの抜粋報告(生命保険会社等の監督及び業績等の状況)- -
2025年07月09日
バランスシート調整の日中比較(後編)-不良債権処理で後手に回った日本と先手を打ってきた中国 -
2025年07月09日
貸出・マネタリー統計(25年6月)~銀行貸出の伸びが回復、マネタリーベースは前年割れが定着
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年07月01日
News Release
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
【冷え込み続く米住宅市場~9月住宅価格は前年比▲17.4%と過去最大の下落率を更新】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
冷え込み続く米住宅市場~9月住宅価格は前年比▲17.4%と過去最大の下落率を更新のレポート Topへ