- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 米国経済 >
- 冷え込み続く米住宅市場~9月住宅価格は前年比▲17.4%と過去最大の下落率を更新
■見出し
・9月ケース・シラー20都市住宅価格指数は、前年比▲17.4%の下落
・10月中古住宅販売戸数は前月比3.1%減~西部地域では顕著な販売増も
・10月新築住宅販売は、年率43.3万戸 と続落、前年比▲40.1%の大幅減少
■introduction
米国では、先週発表の10月住宅着工件数が年率79.1万戸と過去最低値に落ち込む中、今週は住宅価格を含む一連の住宅指標が発表された。月例のケース・シラー住宅価格指数は、依然、前年比での過去最大の落ち込みを更新し続けており、販売面でも、販売在庫が重たく、10月の中古・新築販売がともに前月比でマイナスとなるなど、底打ちの気配が見られない。大手金融機関の破綻・救済が続いた9月金融危機後、株価急落や景気の冷え込み、雇用減の加速等の事情から、住宅の買い手が様子見を強めたと見られる。信用不安の高まりで住宅ローンの貸付基準も厳しく、調整はさらに長引くものと予想される。
このレポートの関連カテゴリ
土肥原 晋
研究・専門分野
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年04月19日
しぶといドル高圧力、一体いつまで続くのか?~マーケット・カルテ5月号 -
2024年04月19日
年金将来見通しの経済前提は、内閣府3シナリオにゼロ成長を追加-2024年夏に公表される将来見通しへの影響 -
2024年04月19日
パワーカップル世帯の動向-2023年で40万世帯、10年で2倍へ増加、子育て世帯が6割 -
2024年04月19日
消費者物価(全国24年3月)-コアCPIは24年度半ばまで2%台後半の伸びが続く見通し -
2024年04月19日
ふるさと納税のデフォルト使途-ふるさと納税の使途は誰が選択しているのか?
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
【冷え込み続く米住宅市場~9月住宅価格は前年比▲17.4%と過去最大の下落率を更新】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
冷え込み続く米住宅市場~9月住宅価格は前年比▲17.4%と過去最大の下落率を更新のレポート Topへ