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年金の「年収の壁」が実質引上げ!? 4月からは残業代を含まない判定も~年金改革ウォッチ 2025年11月号
保険研究部 主席研究員・年金総合リサーチセンター 公的年金調査部長 兼任 中嶋 邦夫
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2026年4月から、「130万円の壁」とも呼ばれる国民年金の第3号被保険者の判定の運営が変更される。130万円の壁は、厚生年金加入者の配偶者が「扶養されているか」を判断する基準である。今回の変更で、給与収入のみの場合は130万円に残業代を含めない扱いが行われる。今回の変更は残業を控えることに対して一定の抑制効果を期待できるが、労使は第3号被保険者の縮小と将来的な廃止等を要望している。今回の変更を機に、第3号被保険者制度の労働市場に対する影響が注目されることを期待したい。
■目次
1 ―― 先月までの動き
2 ―― ポイント解説:国民年金の第3号被保険者を判定する運営の変更
1|130万円の壁とは
:厚生年金加入者の配偶者が「扶養されているか」を判断する基準
2|変更の内容
:給与収入のみの場合は130万円に残業代を含めない扱いを、2026年4月から開始
3|今後の課題
:労使は第3号被保険者の縮小と将来的な廃止等を要望
* 年金改革ウォッチは2013年1月より連載。2023年4月より、原則毎月第2火曜日に連載。
(2025年11月11日「保険・年金フォーカス」)
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03-3512-1859
- 【職歴】
1995年 日本生命保険相互会社入社
2001年 日本経済研究センター(委託研究生)
2002年 ニッセイ基礎研究所(現在に至る)
(2007年 東洋大学大学院経済学研究科博士後期課程修了)
【社外委員等】
・厚生労働省 年金局 年金調査員 (2010~2011年度)
・参議院 厚生労働委員会調査室 客員調査員 (2011~2012年度)
・厚生労働省 ねんきん定期便・ねんきんネット・年金通帳等に関する検討会 委員 (2011年度)
・生命保険経営学会 編集委員 (2014年~)
・国家公務員共済組合連合会 資産運用委員会 委員 (2023年度~)
【加入団体等】
・生活経済学会、日本財政学会、ほか
・博士(経済学)
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