2023年12月19日

中国NSSF、投資規制を緩和へ【アジア・新興国】中国保険市場の最新動向(60)

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 片山 ゆき

文字サイズ

■要旨

中国財政部は12月6日、全国社会保障基金の国内投資に関する改定案(意見募集稿) を発表した。株式など投資規制を緩和するとした内容であるが、低迷する株式市場へのアナウンスメント効果を期待してのことと考えられる。

■目次

1――低迷する株式市場へのアナウンスメント効果を企図か。
2――全国社会保障基金の役割と運営状況
3――20年ぶりの運用規定の大幅改定。経済・金融市場の成長に適した内容へ。
Xでシェアする Facebookでシェアする

保険研究部   主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任

片山 ゆき (かたやま ゆき)

研究・専門分野
中国の社会保障制度・民間保険

経歴
  • 【職歴】
     2005年 ニッセイ基礎研究所(2022年7月より現職)
     (2023年 東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士後期課程修了) 【社外委員等】
     ・日本経済団体連合会21世紀政策研究所研究委員
     (2019年度・2020年度・2023年度)
     ・生命保険経営学会 編集委員・海外ニュース委員
     ・千葉大学客員准教授(2023年度~) 【加入団体等】
     日本保険学会、社会政策学会、他
     博士(学術)

公式SNSアカウント

新着レポートを随時お届け!
日々の情報収集にぜひご活用ください。

週間アクセスランキング

レポート紹介

【中国NSSF、投資規制を緩和へ【アジア・新興国】中国保険市場の最新動向(60)】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

中国NSSF、投資規制を緩和へ【アジア・新興国】中国保険市場の最新動向(60)のレポート Topへ