- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 米国経済 >
- 【6月米耐久財受注】資本財(≒設備投資)に暗雲か
【6月米耐久財受注】資本財(≒設備投資)に暗雲か
03-3512-1818
このレポートの関連カテゴリ
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
【要旨】
結果の概要:耐久財受注は反転、資本財(設備投資)には懸念も
7月25日、米国商務省が6月の製造業の耐久財出荷・在庫・受注統計を公表した 。注目度の高い耐久財受注額は前月比+0.7%となり、前月改定値(同▲1.0%)からプラスに転じ、市場予想の+0.5%(Bloomberg集計の中央値、以下同様)も上回った)。振れの大きい輸送用機器を除いたベースでも前月比+0.8%となり、前月改定値(同▲0.1%)や市場予想(同+0.5%)を上回っている。背景には、輸送用機器と同じく変動の大きい国防関連が前月比+2.5%となり、前月(同▲26.0%)に記録した大幅な落ち込みから反発したことがある(詳細はPDFを参照)。
また、設備投資の先行指標となるコア資本財(国防および航空を除く)受注高 も前月比+1.4%と、前月改定値(同▲1.2%)からプラスに転じ、市場予想(同+0.5%)を上回った。しかし、コア資本財受注については、5月の修正値が速報値から大幅に下方修正されており(前月比+0.7%→同▲1.2%)、今月の伸び率だけで強弱は判断できない。3カ月移動平均で見ると上昇ペースはむしろ減速しており、今後の動きも注意深く追う必要があるだろう。さらに、6月はコア資本財の出荷額が前月比▲1.0%(前月:同▲0.1%、市場予想:同+1.3)と奮わず、5月の修正値も速報から下方修正されている(前月比+0.4→同▲0.1%)。出荷額も受注額と同様、3カ月移動平均伸び率の減速が見られ、これは4-6月期GDPの設備投資項目の伸び悩みに直結する。それだけに、まず設備投資の足もとの状況を包括的に把握できる30日公表のGDP統計は注目と言える。

(2014年07月28日「経済・金融フラッシュ」)
このレポートの関連カテゴリ
03-3512-1818
新着記事
-
2026年01月20日
IMF世界経済見通し-またも世界成長率見通しを上方修正 -
2026年01月20日
トランプ2.0始動から1年-米欧関係の現在地と日本への示唆 -
2026年01月20日
国内外の社会変化は、サステナ行動にどう表れたのか-「できそう」という感覚が分けた、20代のサステナ行動の差(1) -
2026年01月20日
保険金受取人と税金-個人保険契約における取扱い -
2026年01月20日
今週のレポート・コラムまとめ【1/13-1/19発行分】
お知らせ
-
2025年12月16日
News Release
令和7年度 住宅ストック維持・向上促進事業「良質住宅ストック形成のための市場環境整備促進事業」に関するシンポジウムの開催
-
2025年12月01日
News Release
-
2025年12月01日
News Release
【【6月米耐久財受注】資本財(≒設備投資)に暗雲か】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
【6月米耐久財受注】資本財(≒設備投資)に暗雲かのレポート Topへ









