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QE速報:4-6月期の実質GDPは前期比0.6%(年率2.6%)~2四半期続けて内外需揃った高成長
経済研究部 経済調査部長 斎藤 太郎
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- 2013年4-6月期の実質GDP成長率は、前期比0.6%(前期比年率2.6%)と3四半期連続のプラス成長となった(当研究所予測7月31日:前期比0.9%、年率3.6%)。事前の市場予想(QUICK集計:前期比年率3.6%)は下回ったものの、1-3月期に続き内外需揃った高成長となった。
- 高成長の主因は消費者マインドの改善や雇用・所得環境の持ち直しを背景に民間消費が前期比0.8%の高い伸びとなったことである。一方、住宅投資(前期比▲0.2%)、設備投資(同▲0.1%)は予想外の減少となったが、住宅投資の回復基調は維持されており、設備投資も下げ止まりつつあると判断される。
- 住宅投資、設備投資は7-9月期には増加に転じ、民間消費、公的固定資本形成の増加基調も維持されることが見込まれる。また、2013年度末にかけては個人消費を中心に消費税率引き上げ前の駆け込み需要が発生するため、2013年度中は高めの成長が続く可能性が高い。現時点では2013年7-9月期は前期比年率3%程度の成長を予想している。
- 安倍首相は、今秋に消費税率引き上げについて最終判断するとしているが、少なくとも足もとの景気動向が増税先送り、増税幅縮小の材料になることはないだろう。
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