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○ 来週、中国では物価や貿易に関する重要統計が発表される予定である。まず、4月9日(火)には3月の消費者物価指数が発表される。前回3月9日に発表された2月の消費者物価は前年同月比3.2%と予想を上回る上昇を示し、預金基準金利(1年定期、3.0%)を上回ったことから利上げ観測が急浮上した。今回発表の3月は食品や燃料費の下落で上昇率は2.5%前後に低下すると予想しており、先月盛り上がった利上げ観測は一旦遠退いたとの見方に傾く可能性がある。
○ また、4月10日(水)には貿易統計が発表される。前回3月8日に発表された2月の輸出総額は前年同月比21.8%増と予想を大きく上回った。但し、2月は輸入が大幅に減少、輸入は輸出に先行して増加することが多いだけに、今回発表の3月の輸出は反動減になる可能性があり要注目である。
(2013年04月04日「経済・金融フラッシュ」)
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