- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 日本経済 >
- QE速報:1-3月期の実質GDPは前期比1.0%(年率4.1%)の高成長~実質GDPは震災前の水準を上回る
QE速報:1-3月期の実質GDPは前期比1.0%(年率4.1%)の高成長~実質GDPは震災前の水準を上回る
経済研究部 経済調査部長 斎藤 太郎
このレポートの関連カテゴリ
- 2012年1-3月期の実質GDP成長率は、前期比1.0%(前期比年率4.1%)と3四半期連続のプラス成長となった(当研究所予測4月27日:前期比0.9%、年率3.5%)。
- 個人消費、公的固定資本形成が政策効果などから高い伸びとなったことに加え、10-12月期に大きく落ち込んだ外需が小幅ながら成長率を押し上げたため、潜在成長率を大きく上回る高成長となった。
- 1-3月期のGDP統計は、輸出の持ち直し、個人消費の好調、第3次補正予算の執行に伴う公的固定資本形成の増加などから、日本経済が昨年秋以降の足踏み状態を脱したことを再確認するものとなった。1-3月期が高成長となったことにより、実質GDPは東日本大震災前(2010年10-12月期)の水準を上回った。
- 4-6月期を展望すると、1-3月期の高成長を牽引した民間消費はその反動もあり伸びが大きく鈍化するとみられるが、復旧・復興関連を中心として住宅投資、設備投資、公的固定資本形成が増加することに加え、輸出も緩やかながら回復を続けることが見込まれる。現時点では年率2%前後のプラス成長を予想している。
このレポートの関連カテゴリ

03-3512-1836
ソーシャルメディア
新着記事
-
2021年02月24日
英国雇用関連統計(1月)-対面サービスを中心に厳しい状況が続く -
2021年02月22日
EIOPAがソルベンシーIIの2020年レビューに関する意見をECに提出(7)-助言内容(グループ監督(その2))- -
2021年02月22日
2020年都道府県人口社会増減ランキング(下)/鍵を握る「リモートワーク」―新型コロナ人口動態解説(3) -
2021年02月22日
社会保障に対する各世代の意識-世代間の意識の分断は拡大している -
2021年02月22日
注目される米国のインフレリスク-当面はインフレ高進がコンセンサスも、持続的なインフレ加速の可能性で分かれる評価
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2021年01月21日
News Release
-
2020年10月15日
News Release
-
2020年07月09日
News Release
【QE速報:1-3月期の実質GDPは前期比1.0%(年率4.1%)の高成長~実質GDPは震災前の水準を上回る】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
QE速報:1-3月期の実質GDPは前期比1.0%(年率4.1%)の高成長~実質GDPは震災前の水準を上回るのレポート Topへ