- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 日本経済 >
- 消費者物価(全国11年9月)~コアCPI上昇率は10月以降、再びマイナスへ
消費者物価(全国11年9月)~コアCPI上昇率は10月以降、再びマイナスへ
経済研究部 経済調査部長 斎藤 太郎
このレポートの関連カテゴリ
■見出し
・コアCPI上昇率は3ヵ月連続のプラス
・コアCPIは10月以降、再びマイナスへ
■introduction
総務省が10月28日に公表した消費者物価指数によると、11年9月の消費者物価(全国、生鮮食品を除く総合、以下コアCPI)は前年比0.2%(8月:同0.2%)となり、上昇率は前月と変わらなかった。事前の市場予想(QUICK集計:0.2%、当社予想も0.2%)通りの結果であった。
食料(酒類除く)及びエネルギーを除く総合は前年比▲0.4%(8月:同▲0.5%)、総合は0.0%(8月:同0.2%)となった。
コアCPIの内訳をみると、電気代(8月:前年比3.4%→9月:同3.9%)、ガス代(8月:前年比2.3%→9月:同2.9%)は上昇幅が若干拡大したが、灯油(8月:前年比19.1%→9月:同17.4%)、ガソリン(8月:前年比13.1%→9月:同10.3%)の上昇幅が縮小したため、エネルギー全体の上昇率は8月の前年比7.1%から同6.4%へと縮小した。
食料品(生鮮食品を除く)は前年比▲0.1%(8月:同▲0.1%)と5ヵ月連続で下落した。
コアCPI上昇率のうち、エネルギーによる寄与が0.52%(8月は0.58%)、食料品(生鮮食品を除く)が▲0.02%(8月は▲0.02%)、たばこが0.19%、その他が▲0.50%(8月は▲0.55%)であった。
このレポートの関連カテゴリ

03-3512-1836
ソーシャルメディア
新着記事
-
2021年01月26日
今週のレポート・コラムまとめ【1/19~1/25】:年代別に見たコロナ禍の行動・意識の特徴~不安・心理編~偏見への不安は高年齢で強い傾向。従来の消費行動への欲求は全年代に広がる -
2021年01月26日
データヘルス改革 集中改革プラン~いよいよPHRシステムが稼働 -
2021年01月26日
フィボナッチ数列について(その1)-フィボナッチ数列とはどのようなものでどんな性質を有しているのか- -
2021年01月25日
新型コロナ ワクチンのただ乗り-ワクチン忌避をいかに減らすか? -
2021年01月25日
バイデン政権が発足-安定政権も、新型コロナ対策と追加経済対策が喫緊の課題となる中で厳しい船出
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2021年01月21日
News Release
-
2020年10月15日
News Release
-
2020年07月09日
News Release
【消費者物価(全国11年9月)~コアCPI上昇率は10月以降、再びマイナスへ】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
消費者物価(全国11年9月)~コアCPI上昇率は10月以降、再びマイナスへのレポート Topへ