- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 日本経済 >
- 貿易統計10年5月~輸出の伸びが大きく鈍化
■見出し
・輸出の伸びが大きく鈍化
・アジア向け輸出が低調
■introduction
財務省が6月24日に公表した貿易統計によると、5月の貿易収支は3,242億円の黒字となり、12ヵ月連続で前年の水準を上回ったが、事前の市場予想(ロイター集計:4,800億円、当社予想は5,576億円)は下回った。輸出が前年比32.1%(4月:同40.4%)と伸びが大きく鈍化する一方、輸入の伸びが前年比33.4%(4月:同24.2%)と大きく高まったため、前年に比べた貿易収支の改善幅は前月よりも大きく縮小した。季節調整済の貿易収支は4,161億円と13ヵ月連続の黒字となったが、黒字幅は前月の5,077億円から縮小した。
輸出の内訳を数量、価格に分けてみると、輸出数量が前年比31.9%(4月:同39.5%)、輸出価格が前年比0.2%(4月:同0.6%)であった。輸入の内訳は、輸入数量が前年比22.2%(4月:同17.6%)、輸入価格が前年比9.2%(4月:同5.6%)であった。なお、このところ輸入価格の上昇率が高まっているが、これは原油価格上昇の影響が大きい。
このレポートの関連カテゴリ

03-3512-1836
ソーシャルメディア
新着記事
-
2021年03月05日
米国株式インデックス投資、どれを選べば良いのか-S&P500 vs ダウ平均 vs ナスダック100 -
2021年03月05日
外債投資のトレンド~誰が何を買ってきたのか? -
2021年03月05日
投信は低コスト化?それとも二極化?~2021年2月の投信動向~ -
2021年03月05日
基礎研REPORT(冊子版)3月号[vol.288] -
2021年03月05日
コロナ禍における少子化対策-行動経済学から考えるネット型マッチングサービスにおける3 つの意思決定先送り要因
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2021年01月21日
News Release
-
2020年10月15日
News Release
-
2020年07月09日
News Release
【貿易統計10年5月~輸出の伸びが大きく鈍化】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
貿易統計10年5月~輸出の伸びが大きく鈍化のレポート Topへ