- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 金融・為替 >
- 金融政策 >
- 金融・為替市場の動き
2002年12月06日
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
<金融・為替市場の動き>
- 日銀の金融経済月報、政府月例経済報告で現状の景気判断が約1年ぶりに下方修正されている。先行きも輸出息切れのため来年の早い段階で景気はピークを迎える可能性が高い。
- 金融政策面では、当座預金残高の目標である15-20兆円の上限にすでに達しており、失速し始めた景気実態からすれば、早い段階で当座預金残高目標の引き上げ、長期国債買い切りオペ増額が実施される可能性が高い。
- 債券相場では、景気の腰折れや一層のデフレ進展の憶測が強まる中、日銀による追加金融緩和期待が高まっており、高値圏での推移が当面続こう。
- 為替相場では、米経済指標の悪化傾向に歯止めがかかりつつある分、目先のドル安余地は狭まったものの、日欧資本の積極的還流を呼び込むほど米経済が回復力を取戻したと考えるのは早計であると思われることから、ドル高トレンドは長続きしないであろう。
(2002年12月06日「Weekly エコノミスト・レター」)
このレポートの関連カテゴリ
熊谷 潤一

新着記事
-
2025年03月19日
日銀短観(3月調査)予測~大企業製造業の業況判断DIは2ポイント低下の12と予想、トランプ関税の影響度に注目 -
2025年03月19日
孤独・孤立対策の推進で必要な手立ては?-自治体は既存の資源や仕組みの活用を、多様な場づくりに向けて民間の役割も重要に -
2025年03月19日
マンションと大規模修繕(6)-中古マンション購入時には修繕・管理情報の確認・理解が大切に -
2025年03月19日
貿易統計25年2月-関税引き上げ前の駆け込みもあり、貿易収支(季節調整値)が黒字に -
2025年03月19日
米住宅着工・許可件数(25年2月)-着工件数(前月比)は悪天候から回復し、前月から大幅増加、市場予想も上回る
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年11月27日
News Release
-
2024年07月01日
News Release
-
2024年04月02日
News Release
【金融・為替市場の動き】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
金融・為替市場の動きのレポート Topへ