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2002年12月06日
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<金融・為替市場の動き>
- 日銀の金融経済月報、政府月例経済報告で現状の景気判断が約1年ぶりに下方修正されている。先行きも輸出息切れのため来年の早い段階で景気はピークを迎える可能性が高い。
- 金融政策面では、当座預金残高の目標である15-20兆円の上限にすでに達しており、失速し始めた景気実態からすれば、早い段階で当座預金残高目標の引き上げ、長期国債買い切りオペ増額が実施される可能性が高い。
- 債券相場では、景気の腰折れや一層のデフレ進展の憶測が強まる中、日銀による追加金融緩和期待が高まっており、高値圏での推移が当面続こう。
- 為替相場では、米経済指標の悪化傾向に歯止めがかかりつつある分、目先のドル安余地は狭まったものの、日欧資本の積極的還流を呼び込むほど米経済が回復力を取戻したと考えるのは早計であると思われることから、ドル高トレンドは長続きしないであろう。
(2002年12月06日「Weekly エコノミスト・レター」)
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熊谷 潤一

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