1990年06月01日

オーストラリア国内線パイロットストライキ

増田 公彦

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■見出し

1.背景
2.ストライキの影響
3.むすび

■introduction

1989年8月11日に始まったパイロットのストライキにより、一時期運行が完全にストップしたオーストラリアの国内線航空ルートも、ほぼ正常の運行が行なわれるようになった。

航空会社とパイロットとの間には、最後まで妥協点は見つからず、パイロットは全員辞職し、航空会社はパイロットの海外での新規採用と、辞職したパイロットを一部再雇用しての運行再開となった。一般の利用客にとっては、ストライキは終了し、通常に戻ったといえるだろう。しかしながら、このストが今後に大きな影響を残したことも事実である。ストライキ自体の経過は付表をご覧いただきたいが、ここでは、航空会社、パイロット、オーストラリア政府、観光業界、そして、オーストラリア国民全体に焦点をあて、それぞれがどのような影響を受けたのか、ストの残したものは何かを見ていきたい。

(1990年06月01日「調査月報」)

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