- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 米国生保業界の最近の動向 -商品を中心として-
■見出し
1.はじめに
2.商品の販売動向
■はじめに
周知のとおり、米国生保業界では、'79年より販売されたユニバーサル保険が、市場金利並みの利回りが確保できることから急成長を続け、新契約保険料に占めるそのシェアは、'82年の9%から、'85年には38%にまで拡大している。しかし、実際には、伝統的終身保険からの乗替えを招き、乗替えが急増する結果となった。このため、ユニバーサル保険の好調な販売にもかかわらず、生保の金融機関における資金量のシェアは、低下の一途をたどり、生保会社の経営を大きく圧迫するに至った。
しかしながら、この1~2年を見ると、ユニバーサルの成長に歯止めがかかり、代わって伝統的終身保険や変額ユニバーサル保険がシェアを拡大する等、商品ポートフォリオに変化が生じている。本稿では、商品面を中心lこ、米国生保業界の最近の動きについて述べてみたい。
(1988年07月01日「調査月報」)
このレポートの関連カテゴリ
倉田 久
研究・専門分野
倉田 久のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
1989/09/01 | EC統合と欧州保険業界 | 倉田 久 | 調査月報 |
1988/10/01 | 市場開放の進む韓国生保業界 | 倉田 久 | 調査月報 |
1988/08/01 | イギリス生命保険業界の最近の動き | 倉田 久 | 調査月報 |
1988/07/01 | 米国生保業界の最近の動向 -商品を中心として- | 倉田 久 | 調査月報 |
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年10月22日
ツーポイント・コンバージョンの選択-勝利の確率を高めるために、いま勝負に打って出るべきか? -
2024年10月22日
「在宅医療・介護連携推進事業」はどこまで定着したか?-医師会の関心を高めた成果、現場には「研修疲れ」の傾向も -
2024年10月22日
今週のレポート・コラムまとめ【10/15-10/21発行分】 -
2024年10月21日
日本はどんなリスクを取るべきか~デジタル・リアルの勝ち筋 -
2024年10月21日
米住宅着工・許可件数(24年9月)-着工件数は前月から小幅に減少も市場予想を上回る。戸建て住宅に回復の兆し
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年07月01日
News Release
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
【米国生保業界の最近の動向 -商品を中心として-】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
米国生保業界の最近の動向 -商品を中心として-のレポート Topへ