2018年10月01日

欧州大手保険グループの2018年上期末SCR比率の状況について-ソルベンシーIIに基づく数値結果報告-

保険研究部 研究理事 気候変動リサーチセンター兼任 中村 亮一

文字サイズ

■要旨

欧州大手保険グループの2018年上期決算の発表が8月に行われており、それに伴い、ソルベンシーII制度に基づく各種数値等も開示されている。今回は、各社の2018年上期末のSCR比率の状況について、SCR比率の水準や感応度及びそれらの推移、さらには関係するその他の事項について報告する。併せて、2018年上期における各社の資本管理に関するトピックについても報告する。

■目次

1―はじめに
2―欧州大手保険グループのSCR比率
3―各社のSCR比率や感応度の推移及び資本管理に関係するトピック
  1|AXA
  2|Allianz
  3|Generali
  4|Prudential
  5|Aviva
  6|Aegon
  7|Zurich
4―SCR比率算定等に関係するその他の事項
  1|SCR比率の目標範囲
  2|SCR等の算出方法(内部モデルの適用状況)
  3|SCR等の算出方法(長期保証措置の適用状況)
  4|自己資本の内訳
  5|SCRのリスク別及び地域別内訳
5―まとめ
  1|ソルベンシーIIへの各社のこれまでの着実な取組み
  2|対外的な開示・説明のさらなる充実の必要性
Xでシェアする Facebookでシェアする

保険研究部   研究理事 気候変動リサーチセンター兼任

中村 亮一 (なかむら りょういち)

研究・専門分野
保険会計・計理

公式SNSアカウント

新着レポートを随時お届け!
日々の情報収集にぜひご活用ください。

週間アクセスランキング

レポート紹介

【欧州大手保険グループの2018年上期末SCR比率の状況について-ソルベンシーIIに基づく数値結果報告-】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

欧州大手保険グループの2018年上期末SCR比率の状況について-ソルベンシーIIに基づく数値結果報告-のレポート Topへ