- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 保険 >
- 欧米保険事情 >
- EUソルベンシーIIの動向-各国の保険監督制度の同等性評価の現状はどうなっているのか-
EUソルベンシーIIの動向-各国の保険監督制度の同等性評価の現状はどうなっているのか-
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
■要旨
EU(欧州連合)のソルベンシーIIは、2016年1月からの導入が予定されている新たな保険監督制度であるが、これに関連して、EU加盟国の保険監督当局から構成されるEIOPA(欧州保険年金監督機構:European Insurance and Occupational Pensions Authority)を中心に、現在EU域外の国(第三国)の保険監督制度に関して、ソルベンシーIIとの同等性評価が行われている。
2009年11月に、評価に用いる「原則」、「目的」、「指標」等を示したコンサルテーション・ペーパー No. 78(CP 78)が公表され、これに基づいて、「再保険」、「グループ・ソルベンシー評価」、「グループ監督」の3つの監督分野について、同等性評価が実施されてきている。
ある第三国の上記3つの分野における保険監督制度がソルベンシーIIと同等と認められた場合には、その第三国での規制に従う保険会社等が、EUの規制に従う保険会社とそれらの3つの分野における規制において同等に取り扱われることになる。
当レターでは、同等性評価を巡る最近の状況について報告する。
(2015年08月10日「基礎研レター」)
中村 亮一のレポート
| 日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
|---|---|---|---|
| 2025/10/23 | EIOPAがソルベンシーIIのレビューに関する技術基準とガイドラインのセットの新たな協議を開始等 | 中村 亮一 | 保険・年金フォーカス |
| 2025/10/16 | EIOPAが2026年のワークプログラムと戦略的監督上の優先事項を公表-テーマ毎の活動計画等が明らかに- | 中村 亮一 | 保険・年金フォーカス |
| 2025/10/09 | 曲線にはどんな種類があって、どう社会に役立っているのか(その13)-3次曲線(アーネシの曲線・シッソイド等)- | 中村 亮一 | 研究員の眼 |
| 2025/10/02 | IAIGsの指定の公表に関する最近の状況(15)-19の国・地域からの61社に- | 中村 亮一 | 保険・年金フォーカス |
新着記事
-
2025年11月04日
今週のレポート・コラムまとめ【10/28-10/31発行分】 -
2025年10月31日
交流を広げるだけでは届かない-関係人口・二地域居住に求められる「心の安全・安心」と今後の道筋 -
2025年10月31日
ECB政策理事会-3会合連続となる全会一致の据え置き決定 -
2025年10月31日
2025年7-9月期の実質GDP~前期比▲0.7%(年率▲2.7%)を予測~ -
2025年10月31日
保険型投資商品の特徴を理解すること(欧州)-欧州保険協会の解説文書
お知らせ
-
2025年07月01日
News Release
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
【EUソルベンシーIIの動向-各国の保険監督制度の同等性評価の現状はどうなっているのか-】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
EUソルベンシーIIの動向-各国の保険監督制度の同等性評価の現状はどうなっているのか-のレポート Topへ










