- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 不動産 >
- REIT(リート) >
- 海外資金の国内不動産取得動向・2014年~投資市場の活況がリーマンショック前のピークに迫る~
海外資金の国内不動産取得動向・2014年~投資市場の活況がリーマンショック前のピークに迫る~

増宮 守
このレポートの関連カテゴリ
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
■要旨
- 2014年の国内不動産取引は非常に活発であった。J-REITによる物件取得が目立った2013年に対し、2014年は仲介会社による媒介や入札などの開かれた投資市場が活況を呈し、リーマンショック前の2007年の状況に近づいた。
- 海外資金による国内物件の取得額は2013年から約3割増加したものの、依然として2007年の約半分の水準に止まっている。しかし、オフィスや住宅の取得額は既に2007年に近い高水準となっている。
- 不動産市場サイクルのピークが近いとみる市場関係者が増えているが、海外資金による積極的な物件取得が、ピークまでの期間や価格上昇余地を引きのばす可能性がある。アジア資金による物件取得が拡大している一方で、米国資金の流入や地方都市での物件取得などは2007年に比べて低い水準に止まっており、取得拡大の余地が残されているとみられる。
(2015年03月17日「基礎研レポート」)
このレポートの関連カテゴリ
増宮 守
増宮 守のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2017/08/29 | 【アジア・新興国】アジアの保険会社による不動産投資の拡大も踊り場に~当面は中国政府の海外投資規制強化に注目~ | 増宮 守 | 保険・年金フォーカス |
2017/08/01 | 大丸有(大手町、丸の内、有楽町)の国際化にみる今後のエリア包括的開発への期待 | 増宮 守 | 研究員の眼 |
2017/05/01 | 豊洲市場がヒルズ化?ダイナミックに変貌する都心東側のソフト戦略に注目 | 増宮 守 | 研究員の眼 |
2017/03/14 | 海外資金による国内不動産取得動向(2016年)~アベノミクス開始以前の状況に後退~ | 増宮 守 | 基礎研レポート |
新着記事
-
2025年05月02日
金利がある世界での資本コスト -
2025年05月02日
保険型投資商品等の利回りは、良好だったが(~2023 欧州)-4年通算ではインフレ率より低い。(EIOPAの報告書の紹介) -
2025年05月02日
曲線にはどんな種類があって、どう社会に役立っているのか(その11)-螺旋と渦巻の実例- -
2025年05月02日
ネットでの誹謗中傷-ネット上における許されない発言とは? -
2025年05月02日
雇用関連統計25年3月-失業率、有効求人倍率ともに横ばい圏内の動きが続く
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年04月02日
News Release
-
2024年11月27日
News Release
-
2024年07月01日
News Release
【海外資金の国内不動産取得動向・2014年~投資市場の活況がリーマンショック前のピークに迫る~】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
海外資金の国内不動産取得動向・2014年~投資市場の活況がリーマンショック前のピークに迫る~のレポート Topへ