- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 不動産 >
- REIT(リート) >
- 住宅セクターに不安残るも賃貸、投資市場は堅調を維持~不動産クォータリー・レビュー2014年第3四半期~
住宅セクターに不安残るも賃貸、投資市場は堅調を維持~不動産クォータリー・レビュー2014年第3四半期~
増宮 守
このレポートの関連カテゴリ
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
<要旨>
- 国内経済は、消費税率引上げ後の落ち込みを経て回復局面にあるが、依然力強さはみられず、住宅市場では着工や販売、取引などが低迷している。一方、住宅価格は上昇しており、地価動向についても、都市部での回復傾向が顕著となっている。
- 東京の賃貸オフィス市場は、2012年第4四半期の急回復以降やや足踏み状態にあったが、再び回復傾向が強まりつつある。賃貸マンション市場も回復局面に入っており、特に高級賃貸マンションの賃料上昇が著しい。
- 商業施設およびホテル市場では、訪日外客数の増加が需要拡大を支えており、特に、ホテル稼働率は高水準で推移し、客室単価引上げもみられる。物流施設賃貸市場でも、引き続き需給逼迫が続いている。
- 東証REIT指数は、オフィス市況の改善や株価上昇、金利低下などを背景に、6月末から+4.5%の上昇となった。不動産投資市場では活発な取引が続いており、海外資金による取得額は既に昨年の合計額を上回っている。
(2014年11月04日「不動産投資レポート」)
このレポートの関連カテゴリ
増宮 守
増宮 守のレポート
| 日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
|---|---|---|---|
| 2017/08/29 | 【アジア・新興国】アジアの保険会社による不動産投資の拡大も踊り場に~当面は中国政府の海外投資規制強化に注目~ | 増宮 守 | 保険・年金フォーカス |
| 2017/08/01 | 大丸有(大手町、丸の内、有楽町)の国際化にみる今後のエリア包括的開発への期待 | 増宮 守 | 研究員の眼 |
| 2017/05/01 | 豊洲市場がヒルズ化?ダイナミックに変貌する都心東側のソフト戦略に注目 | 増宮 守 | 研究員の眼 |
| 2017/03/14 | 海外資金による国内不動産取得動向(2016年)~アベノミクス開始以前の状況に後退~ | 増宮 守 | 基礎研レポート |
新着記事
-
2025年11月04日
今週のレポート・コラムまとめ【10/28-10/31発行分】 -
2025年10月31日
交流を広げるだけでは届かない-関係人口・二地域居住に求められる「心の安全・安心」と今後の道筋 -
2025年10月31日
ECB政策理事会-3会合連続となる全会一致の据え置き決定 -
2025年10月31日
2025年7-9月期の実質GDP~前期比▲0.7%(年率▲2.7%)を予測~ -
2025年10月31日
保険型投資商品の特徴を理解すること(欧州)-欧州保険協会の解説文書
お知らせ
-
2025年07月01日
News Release
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
【住宅セクターに不安残るも賃貸、投資市場は堅調を維持~不動産クォータリー・レビュー2014年第3四半期~】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
住宅セクターに不安残るも賃貸、投資市場は堅調を維持~不動産クォータリー・レビュー2014年第3四半期~のレポート Topへ











