- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 保険 >
- 中国・アジア保険事情 >
- 中国の保険市場-保険料収入動向-外から見る成長と内からみる現状
■見出し
1――世界における中国保険市場のシェア
2――国内の保険普及格差
3――国の舵取りと2012年の保険市場形成
■introduction
近年、中国の保険市場は世界におけるシェアを急速に引き上げてきた。スイス再保険会社発行のsigmaによると、2011年の保険料収入のシェアは上位3カ国がアメリカ、日本、イギリスで、中国は4.8%の6位(図表-1)であった。中国が2007年の10位から6位に上昇するまでに要した時間はわずか4年である。
1980年の保険業再開以降、市場は急成長しており、近年では収入保険料ベースで2008年に前年比37.3%増、2010年に前年比30.4%増といった大きなピークを経ながら、2010年まで毎年10%以上の成長を維持してきた(図表-2)。しかし、中国の保険市場の主務官庁である中国保険監督管理委員会(保監会)の発表によると、2011年は1980年以来、初めてのマイナス成長となっている。その背景には何があるのであろうか。
(2012年08月06日「保険・年金フォーカス」)
このレポートの関連カテゴリ
03-3512-1784
- 【職歴】
2005年 ニッセイ基礎研究所(2022年7月より現職)
(2023年 東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士後期課程修了) 【社外委員等】
・日本経済団体連合会21世紀政策研究所研究委員
(2019~2020年度・2023年度~)
・生命保険経営学会 編集委員・海外ニュース委員
・千葉大学客員教授(2024年度~)
・千葉大学客員准教授(2023年度) 【加入団体等】
日本保険学会、社会政策学会、他
博士(学術)
片山 ゆきのレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2024/10/15 | 中国、定年延長と課題【アジア・新興国】中国保険市場の最新動向(65) | 片山 ゆき | 保険・年金フォーカス |
2024/08/28 | 離婚クーリングオフ制度、再燃(中国) | 片山 ゆき | 研究員の眼 |
2024/08/09 | 定年退職年齢引き上げ騒動(中国) | 片山 ゆき | 研究員の眼 |
2024/08/08 | 2029年までの社会保障改革の要点(中国)-三中全会の決定からみる今後のゆくえ | 片山 ゆき | 基礎研レター |
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年10月25日
金融システム、特に保険と年金基金のリスクと脆弱性に対する助言等の公表(欧州 2024秋)-EIOPA等の合同報告書の紹介 -
2024年10月25日
米労働市場の緩やかな減速が継続-景気が堅調を維持する中、失業率の大幅上昇は回避へ -
2024年10月25日
副業・兼業で広がるキャリア戦略~会社視点の働き方改革から生き方改革へ~ -
2024年10月24日
24年9月末時点の経過措置適用企業の進捗状況~経過措置の適用は2025年3月から順次終了~ -
2024年10月23日
円安再燃、1ドル160円に逆戻りするリスクは?~マーケット・カルテ11月号
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年07月01日
News Release
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
【中国の保険市場-保険料収入動向-外から見る成長と内からみる現状】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
中国の保険市場-保険料収入動向-外から見る成長と内からみる現状のレポート Topへ