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- 米1-3月期GDP改定値は年率1.8%と速報と同率~市場予想を下回る
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■見出し
・速報値と同率も市場予想を下回る:改定値の概要
・前期との比較では、個人消費の悪化が目立つ:前期との比較
・需要項目別の動向
■introduction
5月26日に米商務省より発表された1-3月期実質GDP(改定値)は、1.8%(前期比年率:以下も同じ)となり、速報値と同率となった。市場では2.1%への上方修正を見込んでいた。
需要項目別については、個人消費の伸びが同2.7%から2.2%へと下方修正されたほかは、多くが上方修正され、設備投資が同1.8%から3.4%へ、在庫投資の寄与度が同0.93%から1.19%へと引き上げられた。寄与度の改定をみると、個人消費の下方改定を設備投資と在庫の上方改定で相殺した形となっている(図表-1)。
なお、GDPデフレーターは同1.9%と変わらず、国内最終需要(Final sales to domestic purchasers)は同0.7%へと下方修正、半面、名目GDPは同3.8%へと上方修正された。また、企業利益(税後)は前期比▲0.9%、前年比6.5%となった(巻末:図表-3)。
(2011年05月27日「経済・金融フラッシュ」)
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