2010年08月25日

2009年度生保決算の概要

荻原 邦男

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2009年度は株式市場の回復を受けて、生保の支払能力も回復した。しかし、保有契約(特に保障性商品)の減少とあいまって、生保の収益基盤は弱まりつつある。
一方で、金融危機の経験を経て、金融機関への規制強化が国際的にも重要課題となってきている。こうした環境変化に的確に対応するとともに、生保経営の一層の効率化が求められている。定点観測として、2009年度の生保決算を俯瞰することとしたい。

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