- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 金融・為替 >
- 金融政策 >
- 9月日銀決定会合:景気の現状、金融環境の判断を前進
■見出し
・景気判断を一歩前進、アップサイドのリスクも
・金融環境の判断も前進、亀井大臣の発言余波に注目
■introduction
日銀は17日の金融政策決定会合で、景気の現状判断を「持ち直しに転じつつある」とし、8月の「下げ止まっている」から判断を前進させた。雇用環境は悪化が続いているが、輸出と生産の持ち直しが続いていることを踏まえたもので、上方修正は2カ月ぶりとなる。
リスク要因について、8月はダウンサイドリスクのみの表記だったが、今月は「新興国の回復といった上振れ要因が生じている」とアップサイドリスクについても言及した。
ただし、先行きについては、「09年度後半以降、わが国経済は持ち直していく」というのを基本シナリオとしながらも、景気の下振れリスクが高いとの慎重なスタンスを維持している。
海外経済・金融システム、デフレ、円高、新政権の経済運営など不確定要素を見極めながら先行きの判断を行なうスタンスは当面続きそうだ。
このレポートの関連カテゴリ
03-3512-1837
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年03月28日
“ガソリン補助金”について改めて考える~メリデメは?トリガー条項との差は? -
2024年03月28日
健康無関心層へのアプローチ -
2024年03月28日
中国経済:景気指標の総点検(2024年春季号) -
2024年03月28日
高齢者就業への期待と課題(中国) -
2024年03月28日
中国における結婚前の財産分与から見た価値観の変化
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
-
2023年04月27日
News Release
【9月日銀決定会合:景気の現状、金融環境の判断を前進】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
9月日銀決定会合:景気の現状、金融環境の判断を前進のレポート Topへ