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9月日銀決定会合:景気の現状、金融環境の判断を前進
総合政策研究部 常務理事 チーフエコノミスト・経済研究部 兼任 矢嶋 康次
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■見出し
・景気判断を一歩前進、アップサイドのリスクも
・金融環境の判断も前進、亀井大臣の発言余波に注目
■introduction
日銀は17日の金融政策決定会合で、景気の現状判断を「持ち直しに転じつつある」とし、8月の「下げ止まっている」から判断を前進させた。雇用環境は悪化が続いているが、輸出と生産の持ち直しが続いていることを踏まえたもので、上方修正は2カ月ぶりとなる。
リスク要因について、8月はダウンサイドリスクのみの表記だったが、今月は「新興国の回復といった上振れ要因が生じている」とアップサイドリスクについても言及した。
ただし、先行きについては、「09年度後半以降、わが国経済は持ち直していく」というのを基本シナリオとしながらも、景気の下振れリスクが高いとの慎重なスタンスを維持している。
海外経済・金融システム、デフレ、円高、新政権の経済運営など不確定要素を見極めながら先行きの判断を行なうスタンスは当面続きそうだ。
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