- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 金融・為替 >
- 金融政策 >
- 金融・為替市場の動き / ドル安止まらず。介入は?
2004年12月03日
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
<今月の日銀ウォッチ>
- 日銀は約1年半ぶりに景況感の下方修正を行った。同時に先行きの景気について従来主張してきた「前向き循環」の存在も消えた。時間軸は相当程度延びたことになる。
- 景気後退は少数派だが、減速はコンセンサスとなっている。慎重論が強まれば、今後追加緩和の期待が高まるだろう。ベースマネーの伸びも低迷が続いており、マネー供給手段として介入+FB引き受けが現実味を増す可能性が高い。
<金融・為替市場の動き>
- 円高の進展や今後予想される国内景気のピークアウトを背景に、長期金利には暫く下振れ圧力がかかりやすい状況が続こう。
- 米経常赤字がドル安圧力として作用し続ける「構造」は不変であることから、持続的なドル上昇は見込めないものの、積極的な「日本買い」要因が備わっていない分、米経常赤字問題を「材料」に、このまま一本調子でドル売り・円買いが続くとも考えにくい。
(2004年12月03日「Weekly エコノミスト・レター」)
このレポートの関連カテゴリ
熊谷 潤一

新着記事
-
2025年05月07日
次世代の太陽電池「ペロブスカイト」とは -
2025年05月07日
ドリームジャンボの希望2025-今年はどんな夢を描く? -
2025年05月07日
ユーロ圏失業率(2025年3月)-失業率は6.2%で横ばい推移 -
2025年05月07日
ユーロ圏消費者物価(25年4月)-総合指数は横ばい、コア指数は上昇 -
2025年05月07日
アセットオーナー・プリンシプルの受入れを
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年04月02日
News Release
-
2024年11月27日
News Release
-
2024年07月01日
News Release
【金融・為替市場の動き / ドル安止まらず。介入は?】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
金融・為替市場の動き / ドル安止まらず。介入は?のレポート Topへ