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- 金融・為替市場の動き / 最近の米社債市場の環境
2003年01月10日
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<金融・為替市場の動き>
- 債券相場では、景気先行き不安・デフレ進展への懸念が強く、債券価格は高値圏に達しているとはいえ、当面は堅調な推移が予想される。
- 為替相場では、米国外の投資家にとって、イラク攻撃への懸念や自国経済の停滞が続く状況では、リスク許容度が低下し、資金を米国に還流できない状態が続くと思われ、ドルの反発力に欠ける展開が続こう。
<トピックス:最近の米社債市場の環境>
- 昨秋以降のボラティリティー低下や株価の反発に伴い、米国の社債市場では起債の増加や対国債スプレッドの縮小が見られるなど、復調の兆しが見え始めている。
- しかし、最悪期こそ脱したものの、一国ベースで見て企業のバランスシートの健全化が進展しているとはまだ言いきれず、株価も依然割高感が残る中では、少しでもネガティブな情報が出ればクレジットスプレッドが敏感に反応するリスクは残されている。
(2003年01月10日「Weekly エコノミスト・レター」)
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熊谷 潤一

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