- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 金融・為替 >
- 金融政策 >
- 金融・為替市場の動き / 最近の米社債市場の環境
2003年01月10日
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
<金融・為替市場の動き>
- 債券相場では、景気先行き不安・デフレ進展への懸念が強く、債券価格は高値圏に達しているとはいえ、当面は堅調な推移が予想される。
- 為替相場では、米国外の投資家にとって、イラク攻撃への懸念や自国経済の停滞が続く状況では、リスク許容度が低下し、資金を米国に還流できない状態が続くと思われ、ドルの反発力に欠ける展開が続こう。
<トピックス:最近の米社債市場の環境>
- 昨秋以降のボラティリティー低下や株価の反発に伴い、米国の社債市場では起債の増加や対国債スプレッドの縮小が見られるなど、復調の兆しが見え始めている。
- しかし、最悪期こそ脱したものの、一国ベースで見て企業のバランスシートの健全化が進展しているとはまだ言いきれず、株価も依然割高感が残る中では、少しでもネガティブな情報が出ればクレジットスプレッドが敏感に反応するリスクは残されている。
(2003年01月10日「Weekly エコノミスト・レター」)
このレポートの関連カテゴリ
熊谷 潤一
新着記事
-
2025年11月04日
今週のレポート・コラムまとめ【10/28-10/31発行分】 -
2025年10月31日
交流を広げるだけでは届かない-関係人口・二地域居住に求められる「心の安全・安心」と今後の道筋 -
2025年10月31日
ECB政策理事会-3会合連続となる全会一致の据え置き決定 -
2025年10月31日
2025年7-9月期の実質GDP~前期比▲0.7%(年率▲2.7%)を予測~ -
2025年10月31日
保険型投資商品の特徴を理解すること(欧州)-欧州保険協会の解説文書
お知らせ
-
2025年07月01日
News Release
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
【金融・為替市場の動き / 最近の米社債市場の環境】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
金融・為替市場の動き / 最近の米社債市場の環境のレポート Topへ











