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- QE速報:4-6月期は実質0.5%成長、脆弱な回復
2002年08月30日
<QE速報:推計方法の変更で1-3月期はほぼゼロ成長に>
- 2002年4-6月期の経済成長率は前期比実質0.5%(年率1.9%)となった(基礎研事前予測8月22日:前期比0.2%)。民間消費が0.3%の増加となり、設備投資が▲0.5%と減少幅を縮小したため、民需が0.1%の増加となった。輸出はアジア向けを中心として前期比5.8%の大幅増となり、外需の寄与度が0.3%となって成長率を牽引する形となった。
- GDP速報の推計方法が変更されたことによって、1-3月期の成長率は6月発表時点の前期比1.4%から同▲0.0%へと下方修正され、2001年度の成長率は▲1.3%から▲1.9%に下方修正された。
- 景気は今年初めに底入れしていることが再確認され、今年度政府経済見通し(0.0%成長)の達成は十分可能と判断されるが、外需依存の回復は脆弱であり先行きに懸念が大きい。
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