- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 証券化と投資銀行業務の進展
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
■見出し
1.はじめに
2.アメリカの投資銀行の歴史
3.証券化の現状
4.投資銀行の現状
5.今後の投資銀行の方向
■はじめに
ここ数年、日本及び欧米主要国における金融市場・金融制度は大きく変化してきており、その動きは今後更に加速されることが予想される。日本においては、金利をはじめとする金融の自由化が相当程度進展し、オフショア市場の創設や東京証券取引所の会員権の開放等、国際的な金融市場としての門戸の開放が積極的に進められてきている。同時に先物やオプション取引市場が創設され、金融の技術革新の素地が出来上がってきたと言える。今後は、それらの金融市場及び金融制度をどの様に整備するのかが大きな課題であり、金融制度調査会等の各種調査会・審議会等で検討されている段階となっている。
この様な動きを考えるに当たっては、証券化(Securitization)が一つのキーワードとなる。そこで本論では証券化が最も進んでいるアメリカにおける状況、及び証券化がその主な担い手である投資銀行にどの様な影響を与えているのか、また与えようとしているのかということを概観することとする。また、アメリカにおける証券化と投資銀行の変貌は、日本にも多大な影響を与えつつあると思われるため、その点についても触れることとする。
(1989年12月01日「調査月報」)
このレポートの関連カテゴリ
小島 雅明
小島 雅明のレポート
| 日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
|---|---|---|---|
| 1989/12/01 | 証券化と投資銀行業務の進展 | 小島 雅明 | 調査月報 |
新着記事
-
2025年10月30日
潜在成長率は変えられる-日本経済の本当の可能性 -
2025年10月30日
米FOMC(25年10月)-市場予想通り、政策金利を▲0.25%引き下げ。バランスシート縮小を12月1日で終了することも決定 -
2025年10月30日
試練の5年に踏み出す中国(後編)-「第15次五カ年計画」建議にみる、中国のこれからの針路 -
2025年10月30日
米国で進む中間期の選挙区割り変更-26年の中間選挙を見据え、与野党の攻防が激化 -
2025年10月29日
生活習慣病リスクを高める飲酒の現状と改善に向けた対策~男女の飲酒習慣の違いに着目して
お知らせ
-
2025年07月01日
News Release
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
【証券化と投資銀行業務の進展】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
証券化と投資銀行業務の進展のレポート Topへ










