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9月下旬から、国勢調査の調査票が配布される。前回(2005 年)の調査では、前々回(2000年)と比べた人口増加率が+0.7%にとどまり、過去最低を記録した。その後の人口動態によれば、2008年以降は人口の微減が続いている模様であり、5年ぶりの基礎調査として今回の結果が注目される。
その一方で、近年は国勢調査の精度に対して懸念の声が出ていた。オートロック・マンションの増加や、情報流出・詐欺への警戒などから、協力を得られないケースが増えたためだ。そこで今回は、郵送提出や全件封入、モデル地域(東京都)でのインターネット回答などが実施される予定で、調査精度の改善が期待されている。
少子高齢化や人口減少は、これまで幾度となく政策議論のお題目となってきたが、真の現実として捉えられていなかった感がある。来年2月に公表される予定の速報や10 月の確報が、日本の現実を精確に映し出し、国民の実感や真剣な議論のきっかけになることを期待したい。
(2010年09月01日「ニッセイ年金ストラテジー」)
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