2000年11月01日

持ち合い解消と保有構造の変化

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持ち合い解消の進行による株式保有構造の変化は、企業の意識改革を促し、経営スタイルをも変える可能性がある。企業年金会計のオンバランス化に伴う、退職給付信託への持合株式拠出については、一時的な影響を回避したに過ぎない。将来の保有構造の核として期待される年金資金などの長期的な健全性が損なわれないように、浮動株を考慮した株価インデックスの導入も必要ではないだろうか。

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【持ち合い解消と保有構造の変化】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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