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1995年07月01日
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I.海外経済
- 米国経済~景気は減速傾向、金融政策は当面、現状維持
(1)景気全般~減速傾向が鮮明になる中、下振れリスクも
(2)物価動向~今後緩やかに上昇、7-9月期が上昇のピーク
(3)金融政策・金利~景気減速を受けて、政策金利は当面、据え置き
<トピックス>最近の財政赤字削減をめぐる米議会の審議動向
(1)短期的には財政赤字縮小、95会計年度も3年連続の改善
(2)さらなる赤字削減がない限り、中長期的に財政赤字は再び拡大
(3)上下院の共和党は中長期的な財政赤字削減策案を発表
(4)共和党主導の議会で8月頃までには成立する公算
(5)法的拘束力はないが、難しいクリントン政権の対応
(6)削減案実施によるマクロ経済への影響は大きく、金融緩和の相殺措置が必要 - ドイツ経済~95年上期は成長ペースダウン
(1)景気動向~第1Q成長率は鈍化の模様
(2)物価~足元のインフレ率2%割れの可能性も
(3)金融・為替~マルク相場は堅調推移 - イギリス経済~金融当局はインフレを懸念
(1)景気~第1Qの成長率は潜在成長率に近づく
(2)インフレ~金融当局は高進を警戒
(3)金融政策・為替~中銀は金融引き締めを主張 - 為替~米景気の下振れによる円高リスクに注視
(1)今後の見通し~足もと円高リスクの高い展開
(2)米景気鈍化の影響~対外不均衡vs金利格差
II.日本経済
- 経済動向~景気は「足踏み状態」
(1)国内経済の概況
(2)ピークアウトする住宅投資
(3)円高の進行と輸出関連企業の対応 - 金融~国債を抱えた日本経済
(1)景気悪化懸念から長期金利は大幅低下
(2)企業の資金需要は依然、低迷
(3)金融機関の決算は厳しい状況、不良債権問題の中、増える国債保有
(1995年07月01日「調査月報」)
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