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1988年07月01日
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<概況>
米国経済は堅調に推移している。
しかし、失業率の低下、設備稼働率の上昇等により市場ではインフレ懸念が台頭している。
一方、日本経済は、好調な内需に支えられ製造業・非製造業ともに一段と良好度を強めている。
企業業績も順調で、製造業を中心に設備投資計画は大きな伸びを示しており今後の景気拡大の柱となろう。
このように景気が順調に拡大大する一方で、物価は安定した推移をみせており、実質賃金の上昇を通じて個人消費の堅調をもたらしている。今後の物価動向については、当面インフレ懸念は薄いとみられるものの、製品・労働需給地合の引き締まり傾向・マネーサプライの高水準での推移が続いており、物価動向には十分配慮する必要があろう。
また貿易動向については、このところ横ばいで推移していた貿易黒字は5月大きく縮小した。
(1988年07月01日「調査月報」)
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