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2023年12月05日
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「来年の事を言えば鬼が笑う」と言われるが、来年、しかも年末のことが気になって仕方がない。
来年は、年金制度改正に向けた山場となる。春頃までに社会保障審議会年金部会での1巡目の議論が終わり、夏には将来見通しの試算結果が公表される。その後は、試算結果をもとに改正内容が具体化され、年末に年金部会としての意見がとりまとめられる。
制度改正というと政府案どおりに進むと思われがちだが、少なくとも年金については一筋縄では行かない。審議会で政府案に反対する意見が出る場合もあるし、審議会でまとまった案が与党との調整で不採用になる場合もある。さらには、国会での議論を経て法案が修正されることもある。
現在は現行制度の問題を確認して見直しの方向性を議論している段階だが、現時点でも政府の方針に対して賛否両論が入り乱れている。高みの見物と洒落込みたいところだが、自分や親、さらには子どもの代にも影響するため、そうはいかない。来年末にどうとりまとめられるか、今後の議論に注目したい。
来年は、年金制度改正に向けた山場となる。春頃までに社会保障審議会年金部会での1巡目の議論が終わり、夏には将来見通しの試算結果が公表される。その後は、試算結果をもとに改正内容が具体化され、年末に年金部会としての意見がとりまとめられる。
制度改正というと政府案どおりに進むと思われがちだが、少なくとも年金については一筋縄では行かない。審議会で政府案に反対する意見が出る場合もあるし、審議会でまとまった案が与党との調整で不採用になる場合もある。さらには、国会での議論を経て法案が修正されることもある。
現在は現行制度の問題を確認して見直しの方向性を議論している段階だが、現時点でも政府の方針に対して賛否両論が入り乱れている。高みの見物と洒落込みたいところだが、自分や親、さらには子どもの代にも影響するため、そうはいかない。来年末にどうとりまとめられるか、今後の議論に注目したい。
(2023年12月05日「ニッセイ年金ストラテジー」)
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