- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 社会保障制度 >
- 年金制度 >
- 2024年の年末は、どうなっているか?
2023年12月05日
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
「来年の事を言えば鬼が笑う」と言われるが、来年、しかも年末のことが気になって仕方がない。
来年は、年金制度改正に向けた山場となる。春頃までに社会保障審議会年金部会での1巡目の議論が終わり、夏には将来見通しの試算結果が公表される。その後は、試算結果をもとに改正内容が具体化され、年末に年金部会としての意見がとりまとめられる。
制度改正というと政府案どおりに進むと思われがちだが、少なくとも年金については一筋縄では行かない。審議会で政府案に反対する意見が出る場合もあるし、審議会でまとまった案が与党との調整で不採用になる場合もある。さらには、国会での議論を経て法案が修正されることもある。
現在は現行制度の問題を確認して見直しの方向性を議論している段階だが、現時点でも政府の方針に対して賛否両論が入り乱れている。高みの見物と洒落込みたいところだが、自分や親、さらには子どもの代にも影響するため、そうはいかない。来年末にどうとりまとめられるか、今後の議論に注目したい。
来年は、年金制度改正に向けた山場となる。春頃までに社会保障審議会年金部会での1巡目の議論が終わり、夏には将来見通しの試算結果が公表される。その後は、試算結果をもとに改正内容が具体化され、年末に年金部会としての意見がとりまとめられる。
制度改正というと政府案どおりに進むと思われがちだが、少なくとも年金については一筋縄では行かない。審議会で政府案に反対する意見が出る場合もあるし、審議会でまとまった案が与党との調整で不採用になる場合もある。さらには、国会での議論を経て法案が修正されることもある。
現在は現行制度の問題を確認して見直しの方向性を議論している段階だが、現時点でも政府の方針に対して賛否両論が入り乱れている。高みの見物と洒落込みたいところだが、自分や親、さらには子どもの代にも影響するため、そうはいかない。来年末にどうとりまとめられるか、今後の議論に注目したい。
(2023年12月05日「ニッセイ年金ストラテジー」)
このレポートの関連カテゴリ
新着記事
-
2025年07月22日
今週のレポート・コラムまとめ【7/15-7/18発行分】 -
2025年07月18日
金融セクターの気候変動対応の意識変化とイニシアチブの設立背景~金融機関における脱炭素の潮流~ -
2025年07月18日
英国雇用関連統計(25年6月)-週平均賃金は前年比5.0%まで低下 -
2025年07月18日
家計消費の動向(二人以上世帯:~2025年5月)-物価高でも、旅行・レジャー・デジタルなど楽しみへの消費は堅調 -
2025年07月18日
消費者物価(全国25年6月)-コアCPIは25年8月に3%割れへ
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年07月01日
News Release
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
【2024年の年末は、どうなっているか?】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
2024年の年末は、どうなっているか?のレポート Topへ