2011年11月25日

米国保険業の連邦規制に関する論議の動向-金融・保険業のグローバル化・自由化がいっそう進展した2000年以降の動向を中心として

小松原 章

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米国の保険会社は州の規制に服している。競争力強化のため2000年以降保険業界等により連邦規制導入(連邦免許保険会社の創設)を求める意見が高まったが、2008年の金融危機後の大規模制度改革(ドッド・フランク法)においても保険業の州規制が維持された。しかしこの改革において保険に対する一般的監督権限はないものの、連邦政府に初めて保険専管の連邦保険局が設置された。連邦保険局には国際渉外機能や保険業監視機能が組み込まれており、その活動を通じて州規制効率化への役割が期待されている。

(2011年11月25日「基礎研マンスリー」)

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