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1998年10月25日
景気は18ヵ月(98/9月時点)に及ぶ深く長い後退局面にある。大企業と中小企業の格差が顕在化し、景気の回復に時間を要す。景気の底入れは99/4-6月期だが、2極化の中で立ち上がりの力は弱い。
日本の実質成長率は98年度▲1.7%、99年度+1.0%と予測する。
99年度も政府は追加補正に追い込まれるが、将来の財政ビジョンを明確化し、国民に必要があれば耐乏と希望を示し、危機をバネに動かすことが重要である。
(1998年10月25日「基礎研マンスリー」)
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