1994年09月01日

ケベック州議会選挙と分離・独立の動きについて

西山 均

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■見出し

1.はじめに
2.ケベック問題の歴史的背景
3.ケベック問題がカナダの金融市場に及ぼす影響
4.最近のケベック州独立派の動き
5.ケベック州議会及び選挙制度
6.世論調査の動向
7.連邦主義派の動き
8.おわりに

■introduction

「彼らは、みなカナダ人として戦死していったのである。英仏系や先住民・移民といった民族の違い、出身地や宗教の違いに拘らず……」クレシャン・カナダ首相は、本年6月、第二次世界大戦で連合軍が実施したノルマンジー上陸作戦(D-DAY)の50周年記念式典に出席し、こう述べた。

カナダでは、現在、ケベック州のカナダからの分離・独立を巡り、今秋実施予定の同州州議会選挙の行方とともに、様々な議論がなされている。本稿では、カナダに古くより存在する「ケベック問題」と、ケベック州州議会選挙を巡る様々な動きを整理し、紹介したい。

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