書籍詳細

  • リスク学事典
    リスク学事典
    著者:
    日本リスク研究学会(編)
    出版社:
    丸善出版
    発行年月:
    2019年06月
    定価:
    ¥22,000(税抜き)
    研究員:
    中村 亮一 


    ※当研究所の中村亮一が第二部<リスク学の基本>第11章 金融と保険のリスクを一部執筆。


    人文科学、自然科学、社会科学など多様な分野のリスクに対峙してきたリスク学は、それぞれの学問分野ごとに独自のリスク概念が取り上げられてきた経緯から、これまで単一の学問体系は存在していなかった。しかし、世界の相互接続性、相互依存性の高まりから異なるリスク同士の結合も例外ではなく、それらを横断的に俯瞰できる試みが求められるようになってきた。
    本事典は、中項目事典の体裁をとることで、それらリスク学を構成する各分野の相互連関性を分かりやすく把握できる。また、東日本大震災、リーマンショック、女性や性的マイノリティの社会的排除など、現代的な問題に起因するリスクも大々的に扱った章立てとなっている。
    一人ひとりの市民が様々なリスクに直面する現代にあって、その把握し共生していくための必読書である。

【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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