書籍詳細

  • 年金改革-安心信頼のできる年金制度改革
    年金改革-安心信頼のできる年金制度改革
    著者:
    駒村 康平(編)
    出版社:
    公益財団法人社会経済生産性本部
    発行年月:
    2005年7月
    定価:
    ¥2,310
    研究員:
    中嶋 邦夫 保険研究部

    ※当研究所中嶋邦夫が、第7章「公的年金を補完する私的年金に向けて」、第8章「政府と加入者のコミュニケーションのあり方-老後設計に向けた個人への情報提供-」を分担執筆。




    現在、議論の多い公的年金について、少子高齢化を反映した財政上の理由からその制度改訂が頻繁であるが、すでに公的年金制度一元化にむけた会合の発足が与野党で合意されており、真の意味で制度改訂の正念場はこれからといえる状況にある。本書は、そのような状況を鑑み、社会経済生産性本部・福祉政策特別委員会(委員長:丸尾直美尚美学園大学教授)に設置された年金研究会での2年にわたる討究を踏まえて取り纏められたもので、望ましい年金改革のための基本的条件とそれを踏まえた制度のあり方、そしてその制度を理論的・実証的に裏づけた多角的分析と展開、さらに多様な条件下での年金改革のシミュレーションによる実現性への実証的研究が、その内容となっている。本書の内容からして、これからの年金制度改革のあり方をめぐる国民的議論と合意形成へむけた嚆矢となるものである。

【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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