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- 最近の米国経済・金融動向 ~景気減速下、FRBは小幅の再利上げを実施
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<米国経済の動き>
- 4-6月期実質GDPが3.0%と発表され、これまでの景気減速観測を裏付けるものとなった。雇用回復の鈍化も、こうした見方を強めている。景気減速の要因としては、様々な要因の中でも、原油価格の上昇と金融緩和政策の転換による今後の利上げ観測が挙げられる。当面、過去最高水準を更新しつつある原油価格の動向が注目される局面だと言えよう。
<米国金融市場の動き>
- FRBが米国経済に対する楽観的な姿勢を崩そうとしていないにもかかわらず、金融市場がFRBの見解を好意的に受け止めたのはわずかな期間にとどまり、慎重な見方を払拭しきれていない。今年初以降の雇用統計の度重なる劇的な変調を受け、市場関係者が米国経済の趨勢を捉えきれない状況に陥ってしまったことが、その背景にあるものと思われる。
(2004年08月20日「Weekly エコノミスト・レター」)
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熊谷 潤一
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