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東京都における在留資格別にみた外国人人口
在留外国人統計から、東京都内に在留する外国人の在留資格をみると
15、都内では永住者(13万3千人)が最も多く、留学(10万人)、技術・人文知識・国際業務(6万1千人)が続いている。
東京都内では、外国人の職業(在留資格)に全国とは異なる偏りがみられる。例えば、法律・会計業務を在留資格とする外国人の93.9%が東京に集中し、報道(89.4%)や芸術(55.9%)、高度専門職(51.2%)でも、過半数が東京都内に在留している(図表-40)。一方、全国ベースで急増している項目に関しては、留学の36.1%、技術・人文知識・国際業務の38.1%が東京都に集まっているが、技能実習は2.5%とほとんど東京都内ではみられない。
都道府県別に出身国籍・地域別の在留資格別在留外国人数は開示されていないが、都内での構成比が高い法律・会計業務は、全国ベースでは米国からが46.6%と半数近くを占め、報道は中国が19.8%、韓国が19.4、米国が9.7%を占めている(図表-19を参照のこと)。
東京都内で増加している在留資格としては、留学、技術・人文知識・国際業務、永住者、家族滞在などで、増加率では高度専門職が突出している(図表-41)。