2|
外国人人口の増加と日本人人口の減少
外国人労働者や留学生の増加に伴い、国内の外国人人口は急増し、日本人人口が減少する中で、外国人人口の存在感が高まっている。
住民基本台帳に基づく人口によると、2016年の一年間に総人口は▲16万人の減少で1億2,791万人となった。このうち、日本人が▲31万人減(▲0.2%減、1億2,558万人)の一方、外国人は+15万人増(+6.9%増、232万人)となり
1、日本人人口の減少の約半分を補った(図表-3)。
世帯数に関しては、日本人のみの世帯も増加が続いているが(前年比+0.73%)、「外国人を含む世帯」(外国人のみの世帯と日本人と外国人の複数国籍世帯の合計をこのように呼ぶこととする、以下同じ)の増加率は前年比+7.8%増と著しい増加となった(図表-4)。