マスク着用において、子どもは大人よりも周囲に合わせる傾向

2023年02月20日

(村松 容子)

(岩﨑 敬子)

■要旨

2023年の5月には新型コロナウイルス感染症の感染症法上の分類を季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行することが予定されており、これに先立ち、3月13日以降は、屋内外を問わず、マスク着用は個人の判断で行うこととされている。

本稿では、ニッセイ基礎研究所が、2022年10月に、子育て世帯の親子を対象に行ったマスク着用に関するインターネット調査を使って、マスクについての考え方の大人と子どもの違いを紹介する。

■目次

1――はじめに
2――調査の概要
3――大人と子どもの考え方の違い
  1|マスクに対する考え方は割れている
   ~子どもの方が「つけたくない理由のみ」が高い
  2|マスクをつけたい理由の最多は、大人と子どもで違う
   ~大人は感染予防、子どもは周囲の目
4――おわりに
参考――因子分析の結果
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